幸福になるために

趣味なし、特技なし、貯金なし、彼氏なしの底辺女がどうにか幸福になろうとするブログ

幸福になるために、悲しみを吐露させてください

生理で情緒不安定になっているので、どうか今日はひたすら悲しみを吐露させてほしい。
私には何もない。
ブログの説明欄にも書いてある通り、趣味もない、特技もない。
何も、何もないのだ。
仕事で悲しいことがあった。
悲しくて悲しくてどうしようもなくて、その気持ちを吐き出したくて。
絵を描こうと思った。
涙に濡れる美少年と、たくさんの花を描きたいと思った。
でも私には画力がない。
頭の中に、こんな絵を描きたいというイメージはしっかりとできているのに、どうしてかそれを表現できない。
歌を歌おうと思った。
大きな声で、悲しみを叫ぶような歌を歌いたいと思った。
だけど私には歌唱力がない。
こんな風に歌いたいというイメージはしっかりとできているのに、どうしてかそれを表現できない。
ピアノを弾きたいと思った。
だけど私はピアノが弾けない。もちろんそんなもの持ってない。
踊りたいと思った。
だけど私はダンスの経験がない。
写真を撮りたいと思った。
悲しみに暮れる自分の姿を写真に収めようと思った。
だけど私には美貌がない。
誰かと話したいと思った。
でも私には用もないのに電話できる相手なんていない。

何もない。

私には何もないのだ。

なぜ何もないのか。
それは何もしてこなかったからだ。

絵が描ける人は、絵を描く練習をしてきた。
ピアノが弾ける人は、ピアノを弾く練習をしてきた。
みんな、自分のやりたいことを、きっちりとやってきたから、出来るのだ。

私には、それがなかった。
だから私には何もないのだ。

でもだからと言って、明日から絵の練習をするかというと私はきっとしないだろう。
そうやって今まで、何もせずに生きてきたのだから。
なぜ、なにもやってこなかったのか。
それは、何もしなくても、なんとなくやってこれたからだ。
どんなことだって、やればそこそこはできる。
絵もそれなりには描けるし、歌もそれなりに歌える。
神様は私に「いろんなことをそれなりに器用にやる」能力を与えてくれた。
その代わりに、試練を与えてくれなかった。
人は試練を乗り越えなければ成長しない。
だから私は、生まれてこの方、少しも成長しないままに24年間も生きてきてしまったのだ。

あぁ、悲しい。
どうしようもなく悲しい。

せめて私に、凶暴なまでの美しさがあれば。
他に何もなくたって、それだけで生きて行けたのに。

悲しい、悲しい、悲しい。
ひたすらに、ただただ、悲しいのだ。

何も頑張ってこなかったから、魅力がない。
だから、私のことを誰も愛してくれない。
そして、私も誰のことも愛することができない。

深い沼に足を取られたような気がして、身動きが取れなくてひたすら苦しい。
誰か私を認めて下さい。
ほめてください。
頼ってください。
あなたの世界に私を存在させてください。

社会人になって、人から褒められることなんてとんとなくなってしまった。
そうすると自己肯定感が低くなり、自分を大事にできなくなって、甘い言葉だけをくれる変な男に引っかかって、何もかも失って、さらに自信を失う。

そうやって少しづつむしばまれながら、それでも私たちは生きていかなければならない。
それが、何より悲しいのです。

誰か、ほんとうに、お願いだから、ほめてください。

 

とりあえず幸福になるために、明日も私は仕事に行こうと思う。