幸福になるために、ワクワクしない服装はしないことにしてみた
ちょうど昨年の2月28日、私はこのブログにこんな記事を掲載していた。
「幸福になるために、服辞めてみた」
内容はというと、「今までは仕事のために女の子らしい服装をしてきたけど、日々に潤いがなくなってきたので、改めて自分らしいファッションをしようと思う。」的なことを長々と書いているものだった。
ブログを読んでくださった方に謝らないといけない。
あの記事の内容は、ほとんど嘘だった。
本当に、すいません。
ただ、ひとつ弁論をさせてほしい。
記事を書いていたあの頃は、本気であの記事に書いていたようなことを考えていたのです。
あの記事を書いてから約1年たった先月の中頃。
私は急激に「服装を変えたい」と思った。
去年1年間、私がどんな服装で過ごしていたかというと…
基本、ファッションの参考はお笑い芸人のアキナ秋山さん。
NIKEのスニーカーを主軸として、ストリート系のファッションを楽しんでいた。
去年のあの記事を投稿してから1年間、春・夏・秋・冬と季節を一巡し、
また春がやってこようとしているこの2月に、私はもう毎日のコーディネートを組むことにワクワクしなくなっていた。
そう、「飽き」が来たのだ…。
思いめぐらせれば去年の2月も、それまでの「ファッションを楽しまないOL基本コーデ」に飽きたから、私はストリート系ファッションに転換したし、
その更に1年前を振り返れば2017年の2月に私はロングヘアーをベリーショートにまで短く切っている。
そう、つまり私は、服をやめるだの始めるだのそれっぽいことを言ってはいるものの、その実、ただ1年周期で自分のファッションに飽きがくる「飽き性」なだけの女だったのだ。
というわけで、毎朝コーディネートを考えるのにワクワクしなくなった私は今、髪を伸ばしはじめ、今までしたことがない「キレイ目大人っぽカジュアル」に挑戦しようとしている。
これまでまったく触れあってきたことのないジャンルなので、正解がわからないし、なおかつ中々ハードルの高いジャンルに挑戦しようとしているなと実感している。
ただ、毎日ファッション系アプリの「wear」を見ながら気に入ったコーディネートに「いいね!」をし、wearで紹介されていた商品をzozotownで検索するのが今、とても楽しい。
たかがファッション、されどファッション。
結局、大学入学時に服飾学科のある大学に進み、2年とはいえファッションについて勉強し、その後ファッションを生涯の生業にしようとしたあの時点で、私の人生はファッションと切っては切り離せないものになっていたのだろう。
きっと私はこれからも、あーだこーだと講釈を垂れながらも、ファッションと共に生きていくのだろうと思う。
もし今、毎朝のコーディネートに心臓が飛び跳ねるほど興奮したり、夜寝る前に「明日何を着よう?」と考えて目がギンギンになって眠れなくることがないのであれば、思い切って、その服、やめてみては?
とりあえず幸福になるために、明日は2年前に買って一度も履いていなかったパンプスを履いて出かけようと思う…