幸福になるために

趣味なし、特技なし、貯金なし、彼氏なしの底辺女がどうにか幸福になろうとするブログ

幸福になるために、結婚について考えてみた。

会社の先輩が事故で右足を失ったのが昨年の出来事。

昨日まで普通に職場に通い、普通に生活を送っていた人が、突然身体障害者になった。

彼女は私の入社時から人事課で研修講師を務めており、漫画アニメが大好きなお固め女子だったが、昨年から同じ課に配属された私をとても可愛がってくれ、多少融通の利かないところもあったが私は彼女を先輩として慕っていたし元来の末っ子気質も相まって、頼りになるお姉ちゃんのような存在だった。

そんな彼女が入院とリハビリのために休職することになり、私含め職場は彼女の穴埋めをするためにてんやわんやだった。


今日、そんな彼女が職場のグループLINEに突然のメッセージを送ってきた。


職場の同僚と婚約したということだった。


おめでたいよりも驚きが勝ったのは、彼女がずっと「彼氏いない歴=年齢の高齢処女」だと噂されていたからだ。

私が入社したときから今までずっとそう言われていたことと、彼女の堅物オタクキャラのせいで全く疑ってもいなかった。

誰に何も言われても彼氏がいることさえ全く言わなかった彼女の結婚はまさしく今流行りのサイコパス婚である。


さらに、今日高校時代の同級生が結婚式を挙げていたのを別の友達のインスタで発見した。

高校時代から付き合っていた彼らの結婚は正直めちゃくちゃ精神的にきた。


私が熱を上げている若手お笑い芸人にファンレターを書いている隙に周りの人たちがどんどん結婚していく。

こんなことをしている場合ではないんじゃないか?

めちゃくちゃ不安になった。


でも今私は若手お笑い芸人にファンレターを書いていることがめちゃくちゃ幸せだ。

テレビで活躍している姿を見、ラジオを聴き、ツイッターやインスタの更新を待望しているこの生活がめちゃくちゃ幸せなんだ。


結婚願望はある。

し、古い考えだと揶揄されるかも知れないが私は「女の幸せは結婚して子供を産むこと」だと思っている。

特に日本にいる限りはそうだ。

母親こそが女の目指すべき姿であり最も幸せな仕事だと信じて疑わない。


私にとっての幸福とは、「他の誰かが見て幸せそうかどうか」ということが最も大事なのである。

だから、こんなに毎日幸せで楽しいのに、どこかしんどくて、幸せになりたいと願ってしまうのだ。


海外に行ったことがないので他所のことはよく分からないが、日本ではまだまだ「仕事ができる独身女性」よりも「専業主婦」の方が幸せに見られる傾向が強い。

だから私はそれになりたい。

この傾向がなくならない限りは…誰か1人でも「結婚こそが女の幸せだ」と思っている限りは、私は結婚願望を抱き続けるだろう。

私がその最後の1人になったとしても、私がそう思い続ける限りは結婚願望はなくならない。

つまり、結婚とは私の幸福の永遠のテーマであり障害なのである。


とりあえず、幸福になるために今日もネイルを塗り直し、パックをして眠ろうと思う…